FUJI ROCK FESTIVAL 2016 7/24のみ
フジ行ってまいりました。一人で、はまあよくあることとして、今回初の1日参加。主にBABYMETAL目当てです。始発でいって翌始発で変える強行軍。
スケジュールとか、金銭面とか、諸々の手配などの面では問題なく、これからも検討に加えてもいいかと思うのだけど、体力的にはすげえ厳しかったみたい。仮眠所で4時間も寝たのだけど、東京帰って、シャワー片付け洗濯アイロン昼食済ませて、アイロンしまうにあたって冷まさないといけないなー、こんなんなら半休でも十分いけちゃうなーなんつって、軽くベッドに横になったら18時になってた。記憶がない。こわい。
MARK ERNESTUS' NDAGGA RHYTHM FORCE
初手はdCprGのつもりだったのだけど、グリーンはどうせ通るし、オススメされたので。
えらいもん観た。基本太鼓叩いて踊ってるだけ、なんだけどグルーヴがすごいというかすごすぎる。あと、終わりまで一度も演奏が途切れなかった。そんな曲あるとは思えないので、あれ多分殆ど全部即興。
途切れないし、法則性みたいなものもあんまり感じられないから、おれ程度の音楽理論では意味がわからない。ので、早々に考えることを放棄して、とはいえ暑いし先も長いので、気持よくぼーっとするに留める。本当はビール買おうかと思ったけど、体力とお金というリソースを考えて、ソルティライチをくぴくぴ。もう一回書くけど先は長い。悪くない出だし。
てかこれドイツなのね。英語がフランス語圏の人っぽかったし、なによりアフリカとの結びつきという意味でそう思い込んでいたから驚いた。
dCprG
なるよcが帽子も含めて全身真っ黒背中にドクロという、何装戦線だよという暑苦しい格好。
デートコースって多分、ちゃんと観るの初めて。通りかかったとかはあるような気もするけど、大村さん参加以降は間違いなく初めて。CDは多分全部聴いているのだけど、単独に足を運ぶってまでの入れ込みではなく、セクステットとかなんとなく観てるし、そのうち機会があるだろうと思っていたらやべー勢いですげーなかった。
まず演奏がもう全員べらぼう。そんなに上手かったらさぞかし楽しいでしょうね。基本的に上手くあらずばミュージシャンに非ずぐらいに考えているおれはこれだけでもう嬉しくてにやにやする。ご飯3杯いける。うめえ。ああ、うめえ。
大村さんが思いの外ガチにメタルプレイで、前々からよくわからなかったけど、もうこれジャズなの?という感想に。大村さんはジャズって言ってたし、特に否定することもないんだけど、大村さんがノリノリのときなんて殆どDream Theater、つまりプログレとの区別がつかない。
ここに、OMSB(SIMI LAB)が参加したなら、ラップも加わるわけだけど、そこでもまだジャズと言えるのか、というかそもそも言うのか。さらに、おれは実はかなり好きなのだけど、なるよcのアレも、ラップか?って言われるとむうううううってなる。
まあ、おれのiTunesでのJAZZタグはもう殆ど50年代のもので、さすがにそれをもってジャズってこうだろとは言えないのだけど、じゃあこれとROVOなんか(これはジャズと名乗っていないでしょう?)とを明確にジャンル分けできる人っているのかしら。
って考えると、これはなるよcによる、唯一無二の、ぼくのかんがえたさいきょうのおんがく。本当の意味でなんでもあり、ミクスチャー。ジャンルなんて関係ない、音楽は自由だとかぬかしやがるなら、ここまでとは言わんまでも、それなりの技術と知識はいるよなあとかとか。個性とデタラメ、雑、未熟は別物だぜ、というか相反するものだぜ。
なんとなくの印象で、再始動前と、その、ミクスチャー感が違って、ロック的というか、わかりやすい方によってるなあと感じるのだけど、その辺、ファンのみなさま方におかれてはいかがでしょうか。
ところで、メンバー紹介ちょっと場所離れててちゃんと聞こえなくて、ドラム千住とギター大村ぐらいしか聞こえなかったのだけど、なるよcが客席に背を向けてキーボード、はいいとして、その真後ろにパーカッション、その更に真後ろにベースで、ほっとんど姿が見えなかった。可哀相。
多分わかってきてるんだろうけど、おそらく親子連れの、中学生?って若者がBABYMETALのTシャツ着てて、大丈夫?楽しい?って見たらすごくノリノリだったので微笑ましかった。おれが君ぐらいのときにこんなけったいなライブに触れる機会はそうそうなかったよ。好きなBABYMETALみたいなポップなもののついでに幅を広げられるなんていい時代だ。そして連れてきてくれるなんていいお父さんだと思うよ。よかったね。おれもそんな夏休みを過ごしてみたい人生だった(流行語)。ついでに、学生や20やそこらで、もしかしたら?ぐらいの関係の女子と来てみたい人生だった(流行語ワンスアゲイン)。
ところで、何故か、まったく何故か思い出せないのだけど、iTunesにREPORT FROM (両方)しか残っていない。いやいや絶対全部CDあったって。実家かどっか(もうよくわからない)にジャズ箱ってのがあって、エンコ済みのものは入れてあるんだけど、そこかなあ。上述の通り、あんまりジャズだと思ってないので違うと思うんだけどなあ。この間の一斉処分のときは、未エンコのものはエンコしたから違うはずだしなあ。
DEAFHEAVEN
待ち合わせもあってホワイトが都合よく、それなりに楽しみではあったのだけど、残念ながらただうるさいという印象。メタルとシューゲイザーつうのはわかるけど、結果それただのデスメタルだよね。にしては技巧がないし。無個性だと感じる。
思い切って緑まで走って戻って、途中からでも2cellos観れば良かったよ。
目当ての一つだったのに直前キャンセルかましてくれたAvalanchesのおかげでちょう暇。STEREOPHONICSなどもちょい観るが、そんなに気分でもなく。飯食ってホワイトに戻る。
ROBERT GLASPER EXPERIMENT
BABYMETALのための前乗りではあるのだけど、演奏が上手いのはなんでも好きなので楽しい。特にドラムの人はなんですかあれ。ハイハット刻みを止めずに、左手だけでスネアタカタンタカタンタタタタとか普通にやらないでくださいきもいから。
最後smells likeのカバーで笑う。フルコーラスやったのだけど、2コーラス終わったところで後ろの兄ちゃんが、これNIRVANAじゃない?とか言い出して更に笑う。いま?
この時点であからさまなBABYMETALの客が多く、おそらく規制だったと思うけど、きたからにはちゃんと楽しもうとしていて概ね地蔵ではなかったし、ロバートさんのお客さんも入れ替えで結構出て行ったので、懸念されたほどのひどいことにはなりませんでした。までもグリーンでやれというのは変わらないけど。
BABYMETAL
かわいかったです。ちょうかわいかったです。コレ観に老骨に鞭打ってきました。
演奏もいつも通りだけど、BOHさんのベースがいつもよりはっきり聞こえてよかった。
ただ、リハでやったのだから、あわだまはやれ。
客はまあ、いつもの、常識からするとちょっとひどい方々です。女性や子供には本当にきついと思う。
あと、考えてみると知人の目のあるところでダメジャンプはともかく、「ばきゅん!」とか「イエスタデー!」とかやったのは初めてで、今になって恥ずかしい。ロキノンだとヘタすると職場の(若くてものすごくかわいい)女子と出くわすので気をつけたい。
なお、ここでだけちょい雨。天候には恵まれたな。
- BABYMETAL DEATH
- ギミチョコ!!
- Catch me if you can
- YAVA!
- イジメ、ダメ、ゼッタイ
- メギツネ
- KARATE
- Road of Resistance
Explosions In The Sky
申し訳ないけど時間つぶしに座りで。
つかみがオッケーじゃなさすぎる。チリペッパーズ目当てにそろそろと立ち上がったあたりですごく盛り上がってた。はなからやってほしかったなそれ。
RED HOT CHILI PEPPERS
不満。まあ、ジョンがいないのだし、お年なので仕方ないけど、新譜も含めて地味すぎます。
一応これはやってほしいよね、っていう、scar tissueとかby the wayとかunderとかgiveとかはサービスとしてやったくれたけど、あとはこれたぶん新譜ですよね。聴き込んでないからわからないけど。
- Goodbye Angels
- Dani California
- Scar Tissue
- Dark Necessities
- Parallel Universe
- Otherside
- Look Around
- The Getaway
- Californication
- Go Robot
- Under The Bridge
- Detroit
- By The Way
en - Dreams Of A Samurai
- Give It Away
電気グルーヴ
battlesはもう体力的に無理で断念。
解散後、ひとりで。ノンストップリミックスで、NO、富士山ってところで離脱。どうもアンコールでシャングリラ、はともかく、虹やったらしく大変に悔しいのだけど、終バスがなくなるし、いうてももう20時間ぐらい活動してるので限界。さようなら。
正直ケンタウロスみたいな演出を期待して選んだので、そこはちと肩すかし。普通でした。やでも瀧はやっぱいいよね。見てるだけで幸せになれる生き物だ。
今年は以上になります。