otodama09 @泉大津フェニックス 9/5
夏フェスセレブ〜最後の戦い〜、かな。ラウパーも行こうと思ってるけどあれ夏ちゃうから。
ザ50回転ズ
TMGEだね。ぱっと聞きでそう思ったら、後で会場内をギターがうろついてるのを見つけて、ウィルコのサインがどうこうとか言ってたので確信を深めた。
演奏も歌詞もバカっぽくて憶えやすいロケンローで、ある程度決まってるぽい揃った動きも楽しい。ライブは文句なし。結構気に入ったので翌日CD買ってみた。まだ聴いてない。
ひとつ残念ポイント。前述のライブ後を見たら、肩にごつめの墨入ってたのね。勝手にハヤシ的、ナードなロッカーを想像してたもので、ええ。
SCOOBIE DO
特にいうことはないいつものスクービー。ひとつ苦言を呈すなら、短いセットの場合GET UPと夕焼けのメロディーは一緒にしない方がいいと思う。大体同じ曲じゃない。
BEAT CRUSADERS
英語で歌う日本人に殆ど興めないあたくしですので、遠くで歩きながら客席女子におめことか言わせてるのをアホだなーと笑ってみてた程度で、ゲストがとか言われてもへぇ誰?ぐらいで足も止めなかったのが、それがメロン記念日とわかったところでおれターン。おれセイユルーレット。アイドルは無敵。かわいいは正義。メタルでもヒプホプでもファンクでも、洋楽的な演奏したいんだったら前にアイドル並べるといいよ。鬱陶しい感じを全部中和してくれるから。ということで”Don't say goodbye”とアナーキーだけ聴いてまた下がる。
カジヒデキ
もう全然なってない。音が小さいとか演奏面の不満もある。全然ライブとしての価値を感じない、明らかにCDの方がいいだろう感もアレ。しかしなによりパイナップルかぶってやらないという、鉄板を拾わないところが許せない。金髪外人3人ぐらい集めてステージ上で襲わせるぐらいやるべきだと思う。
終盤、もう次行くかってところでステージちゃんと見たらギターが木暮晋也だった。聞こえないから殆ど価値なくて残念。
Theピーズ
初ピーズ。演奏上手くてちょうカッコイイ。特にはるくんはすごいねえ。あんなへろへろな歌で、MCに入っても何言ってんのか全然わからないアレっぷりなのに、ベースを弾く指だけは機械のよう。ある意味ヘンドリックス。
”生きのばし”、”日が暮れても彼女と歩いてた”ぐらいしか聴きたい曲はやってくれなかったけど、文句はなし。
BO GUMBO3
なんかどういう体なのかよくわからなかった。違和感なく楽しめたのは”絶体絶命”ぐらいかなあ。”さかなごっこ”とかやってくれなかったし、前回このフェスに来たときのトリが彼らで、それがとても楽しかったのでギャップ的残念。民生とかが歌ってくれればねえ。
POLYSICS
ライジングで披露されたと聞いたポリエアライン。客室乗務員コスのフミカヨがエロかわいい。最後まで上着を脱がなかった&膝をちょっと折るぐらいのノリ方がエロいとカヨ推しだったおれとお前はわかってない上着を脱ぐことで(略)というフミ派の友だちで論争になる。
どうにも嫌いになれないつうか多分好きなんだけどやっぱりハヤシはうるさいと思う。
TOMOVSKY
はるくんがベースだというので。ほぼ連発な上にこう並べてみると顔とか声とかホント同じ。ベースラインも同じになっちゃうとCDで聴いても同じに思えるでしょう。しかし何よりああ、同じDNAだなあと思ったのがしゃべり。何言ってるのかわからない加減がまったく同じ。
ユニコーン
もうホント素晴らしいんだけど、(フェス)セットが頑固すぎるのが残念。こう何度も見る人ばっかりじゃないのでかぶらないようにしろというわけではないんだけど、曲数少ないのにシャンブルから4曲もやるのはどうなのか。”ひまわり”と”WAO!”は必要だと思うけど、残りのふたつは見直して欲しかった。ホント悪いけど”BLACK TIGER”はユニコーン水準から考えたら駄曲だと思うし、”HELLO”は締めにもってくるには地味すぎる。正直”大迷惑”で終わってた方が後味良かったと思う。もう”ロック幸せ”とかでもいいじゃん。
筋肉少女帯
パンパンのユニコーンからさーっと潮がひくようにいなくなる客。5分前で橘高前10列ぐらいを余裕でとれた。でもしかしそこはさすが天才パフォーマー大槻ケンヂ。いつのまにか一杯の大盛り上がりに。このどんどん一体感が高まる感じ、やみつきになる。だから最初はガラガラの方がいいと思うぐらい。
気のせいかもしれんけどフジのときよりも筋少ファン率が低く感じた。”ツアーファイナル”のかけ声なんて全然出てなかったし。
MCで探偵!ナイトスクープにふれたところでは困り笑った。周り全員大声でテーマソング歌ってんの。あれこそまさにアウェイ。でも橘高様嬉しそうだからいい。
その橘高様の衣装がおれの一番好きな純白のウエディングドレスみたいなやつで嬉しかった。あれで後ろから光り当たると髪も含めて真っ白に輝いてカッコいいんだよ。
最後、ハヤシ、カトウ、そしてテッシーをゲストに印度。こういうの嬉しいなあ。ハヤシとのぐだぐだのコント楽しいなあ。
総括
この内容で6500円は無茶苦茶安い。何せ筋少の単独で6000円超えるからね。関西圏のひとならオススメ。
しかし何を食べてもそこそこ美味しくないというのはちょっとした奇跡。第一回のときから変わってない。特に500円の*1マンゴーかき氷はすごかったよ。現地でたまたま会った友だちと乾杯がてら買ってみたのだけど、練乳少ないわマンゴー自体が殆ど無味だわで、後半ちょっと冷たい氷水マンゴー風味。おれはがんばったけど友だちは捨ててた。練乳をけちりたいなら氷減らせばいいだけなんだよな。そういうところ真摯に取り組んでるとは思えず憤りを感じる。せっかくのお祭りなのに。ここが改善されれば毎年行ってもいいぐらいなんだけどなあ言い過ぎた。
余談:泉大津から北上する有料道路(名前知らん)から見える海岸線のサイバーカッコ良さは異常。川崎が負けを認めよう。
*1:700円のもあった。