天元突破グランラガン劇場版 螺巌篇

紅蓮篇はただのダイジェストだったのでスルーのつもりだったんだけど、新シーン沢山っていうから暇だし観てきた。
確かに新シーン沢山で、しかもそれが終盤にがーっとくるんであの暑苦しさが更にパワーアップ。テレビで何週もかけて膨らんでいくアレをほんの3,40分でやるもんでなんかもうすごかった。笑うしかない。
映画版で特に良かったなーと思ったのは、うざくてイライラするロシウ大暴れが短くなること。必要な部分だとは思うんだけどイライラするんだよねーあそこ。
えーおっぱいは紅蓮篇の方がすごかったと思います。つうか紅蓮篇のおっぱいはヨーコなのに対し、螺巌篇はニアなんですよね。だからなんだっていわれると困るけど、全く無意味に乳首まで描いてたからお好きな人はこっちの方が、かも。
しかしこの作品のおっぱいにかける情熱は凄い。峰不二子お疲れ様。これからはヨーコですよ。巨乳とかいう単語にほとんどまったく反応しないスレンダー大好きっ子のおれが思わずそこ見ちゃうぐらいだからね。
映画だけの話じゃないけど、グレンラガンの人気のなさは異常。普通にアニメ作品としたら人気じゃんという見方もできるけど、もっともっと高い評価、人気があっていいと思うよ。エヴァ級の。すごくわかりやすくうおりゃーっていうテイストなのに細かいところにしか興味がないおれが突っ込み入れられないもの。絵、プロット、音楽とかいう基本はもちろんだけど、女の子がかわいく、かつ明らかに誰かがというヒロインがいない構造も名作には必須なので素晴らしい。完璧。ホントここまでキチガイじみた作品ないよ。超一流が好き勝手やってるもんなー。ここまでやっても妥協ってあるのかしら。
音楽の素晴らしさは念入りに。このサントラはマジ名盤です。本当はBEST SOUNDってのがオススメなんだけど、これは初回だけでもう買えない=プレ値なので残念。今売ってるサントラは中川翔子の2曲が入っていないのがあまりにも大きいんだよな。特に”空色デイズ”。これ抜きでグレンラガンは語れんでしょうよ。ラップは男の〜がシークエンスに合わせていろいろ変わるのもカッコいいんだけど、いうてもここ一番のあの曲の破壊力ったらないもの。
岩崎琢は次の菅野よう子だと思うんだけど、別な話なので気が向いたらまた。
あーあと、最後の式のところではなんか場内の気持ちがひとつになっていたような気がするな。もしかしたら結末変えるのかも(変えて欲しい?)っていう点で。

Do the impossible.
See the invisible.
Raw! Raw! fight the power!
Touch the untouchable.
Break the unbreakable.
Raw! Raw! fight the power!

天元突破グレンラガン オリジナル・サウンドトラック

天元突破グレンラガン オリジナル・サウンドトラック