EXTREME ccレモンホール aka 渋谷公会堂 12/5

10年以上空けた再始動とはいえ年齢的にはベテラン。ファンの求めるものをわかっている。ツアーということになるのでやはり新作多目ではあるけど、人気曲は殆ど網羅する見事なセット。1stはメドレーを多用、4thは1曲だけというのはうまいことやるなと思った。不満少なめじゃないですかね。
ヌーノ様の素晴らしさはもう言うまでもないので省略。
ここで強く主張したいのはゲイリーシャローンはもの凄く良いシンガーだということ。比較で言うと、Fマーキュリーに少し劣るぐらい。音程音域、声量、表現力、そしてソロ中のヌーノ様からスポットと歓声を持って行く*1華のあるパフォーマンス。お世辞にもハンサムではなく、もじゃもじゃ長髪の頃は結構アレなルックスだったけど、今は文句なく最高のフロントマン。伊達に短期とはいえVAN HALENに加入してないし、あそこまで歌えるヌーノ様がボーカルを兼ねることにならないのだ。
ボーカルといえば、パットも相当上手いと知った。高音域はヌーノ様よか上じゃないだろうか。故にクイーンのような*2素晴らしいコーラスワークを堪能できた。
2時間きっかりとやや短く、なにより”Warheads”をやってくれなかったのは痛恨だけど、それを差し引いても個人的に人生最高のライブだったように思う。コピバンもやったし、青春のバンドってものがあるとすればこれだからね。ラジオヘッドで”Creep”の大合唱を観たときは冷ややかだったおれが”More than words”では半泣きでマジ歌いだからな。
しかしなんでおれが行く洋物のライブでは必要以上にいちゃつくカップルが近くにいるかね。

*1:”Take Us Alive”

*2:観たことないけど。