1年以上を経てようやく書くシン・ゴジラへの疑問
シン・ゴジラが地上波放送されましたので、ずっとがまんつうほどのことではないけど言わないできた疑問について書きます。
なお。私は初日含めて3,4回劇場に通ったぐらいに好きなのですが、これらは思っている通りなら瑕疵です。それによって好きじゃなくなるということはありませんが、解決できるならより満点に近づくというものです。それを望んでいます。
①米国、欧州はヤシオリ作戦に反対するどころか支援しなければいけない立場では
最終局面におけるゴジラは完全無欠の状態と思われますが、それが見えているのは観客と、最前線で研究対策している巨災対だけです。多くに見えているのは、MOPは効くっぽいけど、爆撃機どころか戦闘機でももれなく撃ち落とすほどの絶対的な対空に無効化されているという状態のはずです。
であれば、核ミサイルを打ち込もうにも、それもやっぱり通らないということになるのではないでしょうか。どう対空(=火力)を無効化するかについて考えるなら、核ミサイルだろうが凍結だろうが、そこは共通して必要なステップです。それをやろうとしているのだから、24時間待ってくれっていう要求を拒む意味はわかりません。いやだ→核ミサイル発射→撃ち落とされる、で終わりですから。それとも着弾しなくても爆発するようにしますか?自国も危ない気がしますけど。
そして、結局対空は無効化されるのですが、なら次に試すのはMOPでなくて?
②平泉成首相が駐日フランス大使に頭を下げて核を延期してもらっているという描写はどこの話?
大杉漣首相はこだわりすぎですが、この事態で最終意思決定者がヘッドクオーターを動くというのは考えにくいことです。そして、空は対空のため危険で、線路はアレですので車ぐらいしか移動手段がありません。ならば平泉成首相が行った先、フランス大使はどこにいるのでしょう?彼がその辺にいる時点で、頼むまでもなくフランスはミサイルを発射しないという立場ではありませんか?
③ZARAて
庵野秀明がそういうことにとことん興味がないのはわかるけどZARAて。モヨさん絡んでるならここは一言じゃないですかね。カヨコもそういうことに興味がないとしても、ならそういう人なんだという描写が欲しくなってしまいます。
納得のいく解釈をお願いいたします。