THA BLUE HERB 「IN THE NAME OF HIPHOP」RELEASE TOUR @恵比寿リキッドルーム 12/30

年末で忙しいし、当然月末になるので小遣いも厳しいから諦めようと思ってたんだけど、辛抱たまらずギリギリで買った。本当にギリギリだったようで、当日券も含めて完売とのこと。さすがTBH。宇多さん曰く日本で唯一ツアーだけで食っていけるヒップホップグループ(だったかな?違ったらごめんなさい)

TBHとはあるけど、このツアー名の通り、やはり基本的にはボスのソロ曲が中心で、”BROTHER”とか”雨ニモマケズ”みたいな有名曲を足す感じ。プラスゲストで、ちょっとお祭り感。

基本的にはそうだと思っていたし、ボスというかっこいい人を観に行ったわけなので満足なのだけど、TBHの曲の扱いについてはちょっと不満がないではない。これまでもそういうところはあったけど、トラックを変え(すぎ)ちゃうと、しばらく何の曲だかわからなくなる。”雨ニモマケズ”もポーティスの曲だったけど、すぐ雨ニモマケズっていうからまだいいけど”BROTHER”とかはそうと認識するのに少し時間がかかるから、始まったときの高揚感がなくていまいち。”¥”をウータンの”C.R.E.A.M.”にしたのはダラダラビルヨーが歌詞にぴったりなので、そういう遊び心はいいと思うのだけどね。

前述のゲストはユーちゃん、JOE、般若の3人で、それぞれ持ち歌(共演曲)を。しかし、何年ぶりかもわからないほど久しぶりに見たユーちゃんが酷かった。全然オーラのないしょぼくれたおっさんってテイで、噛むわ飛ばすわ結果少しやり直すわでぐっだぐだのデキ。仲直り(?)の感動的な曲なはずなのに、「やり直させてくれ!」は台無しだよ。

その曲もそうだし、MCの中でライムスター、スチャダラパーにピースって言ってくれて、かつての尖ってたボスじゃなくなっているのかもしれないけど、多分そういうことを含めた変化を肯定するって発言もあったので、時代は変わる!のだな。

最後ボスがダイブでおれのいた一番後ろまで来てくれて、ちょっと触れ合って終わり。良いライブ締めだった。未来は俺等の手の中