SUMMER SONIC2010 8/8

サカナクション

CD持ってないけどまあまあ好き。良いナーと思う。曲名わからないけど多分新しいシングルと思われる有名なのやったところでご飯。

BIGELF

60年代のバンドみたい。初期サバスとかユーライアヒープとか。パフォーマンスはすごみがあるんだけど(箱による)音の悪さからかどうにも迫ってこない。オレンジとかで観たいバンドだなあ。

COHEED AND CAMBRIA

ボーカルが何かに似ているなあというのが途中でわかる。ゲディリーだ。そう考えると近代のへヴィバンドというよりRUSHなのかなーと。終わってから調べたら本当に現代のRUSHとか呼ばれるバンドらしい。RUSHにしてはややこしさが足りなさすぎると思うのだけど。

THE DRUMS

全然知らないで観たけど一番当たり。フジ含めてもベストぐらいにのった。ポップで楽しいんだけどなんかちょっと影があって。これは赤とかでみんなで観たい。本当は次のマイケルモンローまでのつまみ食いのつもりだったんだけど思いっきりはまって、マイコーの頭を断念してまで全部観た。

MICHAEL MONROE

っていう判断が正しかったのかどうかわからないほど超絶楽しいロケンロー。ソロナンバーとハノイラシックスを混ぜた選曲も楽しい。目玉の一つであろうジンジャーがまるで目立たないぐらい御大が歌いながら踊りまくる走り回る煽りまくる。あと少しで手が届くところまできてくれて大感激。あとで聞いた背中痛めてるうえに肋骨二本折れてたんだって。プロ通り越して鬼だ。ロケンローの鬼だ。

A TRIBE CALLED QUEST

お目当て1。Jarobi Whiteが出てくるとかプレミア感の高い、いいライブだったとは思うのだけど、あまりにも短い。40分やったかどうか。

SLASH featuring MYLES KENNEDY

スラッシュさんてばまるで変わらないのね。そして初めて生で観たのだけどすごく上手だなあという印象。
このライブのポイントはボーカルのマイルズ。これがナイトトレイン、シヴィルウォー、ロケットクイーン、スイートチャイルド、パラダイスシティといったガンズナンバーをモノマネといっていいぐらいそのまんま歌ってくれた。フェイクとかしない分ある意味本人よりもガンズ。
あ、あとイナバコーシもゲストで出てきた。特に思うところはなかったけれど。

DREAM THEATER

スチービーとJONSIを諦めるしかないのでわりとむかついている。
フェスっぽい選曲を期待してたのに、新作の曲ばかり。それはまあ仕方ないんだけど、みんなでシンガロン。リフはオイ!オイ!は正直ダセエ。アンコールの”Pull me under”とそこにはさんだソロのゲシュタルト崩壊起こす程の上手さで持ち直したけど、おれはこの空気はダメだ。

  1. A Nightmare To Remember
  2. A Rite Of Passage
  3. Prophets Of War
  4. Wither
  5. The Count Of Tuscany

+

  1. Pull Me Under/Metropolis Pt.1(including g&key jamming)

PIXIES

DT終了からのダッシュで終わり5曲だけ。とはいえ”Debaser”、”Gigantic”、”Where Is My Mind”が聴けたし、なによりアンコールが”Here Comes Your Man”。これは勝ったと思った。良い締めだ。

総括

導線を主とする運営とかタイムテーブルとか、とにかくサマーソニックは好きじゃなくてできれば行きたくないと毎回終わるたびに思うのだけど、洋楽勢の大物をちゃんとトリに持ってきてくれるフェスってこれとフジしかないわけで、結局毎年検討はすることになる。だからホントマジでがんばってくれよ運営。むしろ悪くなってるところもあるぐらいだよ。お客のためよりも管理しやすさに比重をおきすぎに感じるよ。ライブ以外のことで疲れすぎる。主にストレスで心が。