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陰陽座 龍凰輪舞 @JCBホール 12/29

音楽

なんら特別な意識なく、主な理由はJCBってぐらいで取ったチケットだったんだけど、10周年記念公演でした。
ってことでさすがに最新作『金剛九尾』やその前の『魑魅魍魎』が厚めながら、全ての(フル)アルバムから1曲はやる集大成的な選曲で実に良かった。忍法を3連続とか、『金剛九尾』から組曲九尾全部とか『魑魅魍魎』から大作”道成寺蛇ノ獄”とか、ボリュームもたっぷり。また、公演タイトルにかけた、「龍」、「鳳凰」の曲をつなげてやるのもおもしろい試みで、当たり前だけどその最後に”焔之鳥”が流れた*1ときはそれはそうだなんだけどぐわーっと上がってねえ。”鳳翼天翔”ちょう名曲。陰陽座ってこっちが求めてるものを正確に把握してる感があって、やってくれなくて残念だったのは”面影”だけだった。すごい。
ただ、演奏時間も相当なもので約4時間。プレイリスト作って調べたところ曲自体は2時間半ぐらいなので、1時間半しゃべりっていう計算なんだけどそれでもすさまじい。でもって、キラーチューン的なメタル曲はやり尽くしちゃってるところの3度のアンコールで、中盤にやった方がいいようなハードロック曲が終わりに固まっちゃったので、尻すぼみの印象が少々。普通の公演と考えたら”悪忌判官”で終わっておいた方が良かったと思う。そうでないにしてももうちょっと終わりの方に持ってくるとか、”陰陽師”を入れるとか。
MC。締めだと思ってた長いのがあって、そこで瞬火が結成当時でも「ヘヴィメタル」という言葉はださい扱いだったけどあえて名乗ったと。メタル勢には色物扱いされて、当然V系にも違うと言われ、J-POPにいたっては(笑)。それでメンバーチェンジもなく10年。この件マジ泣けた。ちょうカッコいいよ陰陽座
未だに陰陽座とか、もっと古く聖飢魔?みたいなバンドをメタルじゃないとかいうめんどくさい人たちが沢山いるみたいだけど、それはとってもくだらないことだから気楽に聴いたらいいよ。
おれがレコ屋でかかっててなんじゃこりゃあってなったのってライムスと陰陽座だけなんだよね。どちらもヒプホプ、メタルと、日本人がやることに偏見の目があるジャンルで、それを洋楽的にやるんじゃなくて、日本のスタイルといえるところまで昇華している。これからもがんばって欲しい。とりあえずこれDVDになるみたいだから買うよ。

  1. 百の鬼が夜を行く
  2. 癲狂院狂人廓
  3. 相剋
  4. がしゃ髑髏
  5. 紅葉
  6. 化外忍法帖
  7. 甲賀忍法帖
  8. 鬼斬忍法帖
  9. 道成寺蛇ノ獄
  10. 鼓動
  11. 輪入道
  12. 組曲「九尾」〜玉藻前
  13. 組曲「九尾」〜照魔鏡
  14. 組曲「九尾」〜殺生石
  15. 鎮魂の歌
  16. 龍の雲を得る如し
  17. 蛟龍の巫女
  18. 焔之鳥
  19. 鳳翼天翔
  20. 梧桐の丘
  21. 蒼き独眼
  22. 羅刹
  23. 亥の子唄
  24. 組曲義経」〜悪忌判官
  25. がいながてや
  26. 喰らいあう
  27. わいら
  28. にょろにょろ
  29. 生きることとみつけたり

いや、しかしホントJCBホールはいいよ。余計な反響がなくて全ての音がクリアに聞こえる。3000人のキャパにしてどこからでも見やすいし。素晴らしい。日本一。これが渋谷とか新宿とか、終わってから飯喰うところのある駅だったら本当に文句ないんだけど。

*1:演奏でなくSE。