Anker SoundCore Sport 防水Bluetoothスピーカー
Bluetoothつかってお風呂で音楽聴きたいなと適当に選んで買ったものが大当たり。
Anker SoundCore Sport 防水Bluetoothスピーカー 【IPX7 防水&防塵認証 / 10時間連続再生 / 内蔵マイク搭載 】 A3182011
- 出版社/メーカー: Anker
- メディア: エレクトロニクス
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音質
音がいいって一言でいってしまうとつまらないのだけど、不満はまったくなく、快適に長湯ができるようになりました。特にというなら低音です。手に持っててもずんずん来る感じがあり、好みによっては(特にお風呂では)少し気になるかもしれません。
音量
十分です。指向性がないので、お風呂と限らず、リビングでも十分使えます。なんならBBQとかの野外でも多分いける。
操作性
そもそもちょくちょく操作するようなものでもないのでさほど気にならないけれど、ちょっとボタンが重い。ぐっと押し込む感じ。そのボタンが真っ黒で、+や-の表示が見にくいのも不満。そこは色つけて欲しかった。
あと、これが一番の不満、とはいえ値段考えたときの妥協点なんだけど、曲送りだけでいいからできるようにしてくれたらなーとは思う。お風呂で、あ、これはいま気分じゃないというときに困る。
通話
これもまずないけど、十分できます。この操作については通話のon/offと最初のボリュームだけでいいので不満はありません。
バッテリー
10時間もつというふれこみですけど、多分、まあ、そのぐらいなんじゃないですかね。よくわかりませんが、あんまり充電はしません。
まとめ
なにより安いです。この値段でこのクオリティの商品作れるかーと感心。
おまけ
バイク乗りの方に、特別薦めるわけでもないんですけど、こんな使い方もできます。
いいホッチキスといい定規
もちろんひとによるけれど、文房具はそうそう買うものでもなく、一度買ったら数年使うことが普通だし、特別不便を感じることもない。そして、主に仕事で使う方が多いと思いますが、大概アスクルで一番安い物しか注文できないのではないでしょうか。とはいえタダで済む物にお金出すのもバカらしく、それを使うことになる。
だけど、ふと意識を向けてロフトなりハンズなりを覗いてみると、ときどきびっくりするような進化を遂げていて、今までのはなんだったんだとまで思うことがあります。
いいホッチキス
まず、もう1年ぐらい前のことだけど、やたらめったら沢山留めたければいけない業務にあたり、指がつるところまでいったので、なにか手はないかといってみたところ見つけたこれを紹介します。
特筆すべきはその留めやすさで、体感これまでの6割ぐらいの力でいけます。それだけで目的は達しているのだけど、もうひとつ大きな利点があって、32枚とあるけれど、ギリ40枚弱までならなんとかなります。普通20枚半ばあたりで失敗が出始めるので、このパワーは魅力です。
さらに、これは業種によってはになるけれど、大量にファイリングする場合には最大のメリットでもある、留め跡が平という点も見逃せません。それまでのホッチキスというのは留め跡が膨らみますが、ちりも積もるので大量に重ねると、(例えば左上など)留めたところだけが盛り上がり、あまり度が過ぎると雪崩を起こします。それがかなり軽減される。(複合機のステイプル処理をイメージするといいと思います)
ということで、①一日に何度も、②30枚以上の束を、③その束を更に複数ファイリングしたり詰んだりする。このうち、一つでも当てはまる方には強くオススメします。高い物じゃありません。
いい定規
次に、定規です。ホッチキスより遙かに気にされない方が多いジャンルかと思いますが、これも進化しています。複数検討して、明らかにベストと感じたのがこれ。
これはもうリンク先を見ていただくのが早いのですけど、簡単に特徴を述べると、大きく二つあって、ひとつは平らでなく、横から見ると実はへの字で、真ん中のオレンジ部分がラバーになっています。それを軽く押しつけることで、ラバー部分がほどよく滑り止めになるのです。
もう一つが、片方は透明プラスチック、片方はアルミになっているということです。つまり、計ったり線を引くときはプラスチックを、カッターで切るときは丈夫なアルミをと使い分けることで、どの用途においても快適に使えます。
きれいにアンダーラインを引きたかったのに滑って斜めになってしまった。カッターがプラスチックに食い込んで定規自体をダメにしてしまった。そんなあなたにやはり強くオススメします。やっぱりたいした金額じゃないので。
ちなみに、30cmもありますけど、普段使いには邪魔くさいかと思いましてこっちを。
またなにか見つけたら書きたいと思います。
BABYMETAL WORLD TOUR 2016 LEGEND -METAL RESISTANCE- RED NIGHT at 東京ドーム 9/19
あまりにもファンの質が悪くなりすぎ(加減も知らずに暴れる子供が多すぎて危ない)て、箱もここまででかくなったからにはもういいかな、これが最後かなという気持ちのこのドーム。初日だけ。
結論としては、逆にここまででかいことでアリですね。スタンディングじゃないから暴れようがない。バルコニーでのんびり。ビール売ってくれれば文句なかったのに。
セットリストは、全音源を二日間で被りなしとのことだったので、それはなかなか難しいなと思ったけど、おれにはよかった。2ndからのでライブで観たことなかったの大体やったし、これで観られてないのはメタ太郎とsis. angerという比較的どうでもいいのなので。
まあ、ソロ歌い上げの神々しさを考えると、紅月、no rainのX曲どっちかは欲しかったけどね。
しかし、終わりの2曲にフリをつけるっていかれてるよね。ホントどうかしてる。ご存じない方もそれなりにはいらっしゃると思うので、元ネタはこれ(って限定でもないけど)です。
Dream Theater - Take the Time - Images and Words
- Road of Resistance
- YAVA!
- いいね!
- シンコペーション
- Amore - 蒼星-
- GJ!
- 悪夢の輪舞曲
- 4の歌
- Catch me if you can
- ギミチョコ!!
- KARATE
- Tales of The Destinies
- THE ONE
高橋徹也 夜に生きるもの 2016 at Star Pine's Cafe 9/23
19時吉祥寺は勤め人には厳しいのだけど、急に暇になったのと、これだけは観ておいた方がいい的な強烈なオススメもあったので。まあ、20周年いいますしね。
オススメの理由の大きなものとして、ホーン隊がつくというのがありまして、果たしてこれは本当によかった(サックスはdCprGとのこと)。特に大統領夫人と棺から夜明けのフリーウェイの流れは鳥肌が立つほどに。
そして、そこの2曲がクライマックスではあるけれど、全体的に音の主役はベース鹿島達也さん。なんだそれはなんでそんな音が出る。なんでそんな動きになる。ジャコって生きて、ロックバンドに入ったりしたらこんなかなあと思った。
歴が全然ないのでなんとも言えないけど、好きな曲が多く、いいセットリストだったのではないかと思います。はい。
- 真っ赤な車
- ナイトクラブ
- 鏡の前に立って自分を眺める時は
- 出来るだけくらい方が都合がいいんだ
- 人の住む場所
- 悲しみのテーマ
- シーラカンス
- かっこいい車
- 最高の笑顔
- 女ごころ
- 夕食の後
- 笑わない男
- 赤いカーテン
- チャイナ・カフェ
- 大統領夫人と棺
- 夜明けのフリーウェイ
- 夜に生きるもの
en - 新しい世界
- 犬と老人
- My Favourite Girl
TAKUYA 25th Anniversary Concert (and Birthday Bash!) at 渋谷クアトロ 9/9
25周年とのことで、JAMの曲もやるのでカラオケ気分できてもいいですよなんてえから行ってきました。果たして本当にお祭り的な、JAMからソロ、ROBOTSだけでなく、提供曲までまんべんなく網羅したベストオブTAKUYAという内容で、彼をギターヒーローの一人とあがめ、散々ぱらコピーした者としては大満足の約3時間。
この日、もちろんのことながらYUKIはいないので、JAMにおいて、彼女の魅力で成り立っていた曲なのか、曲自体がいいのか、判断つかないみたいなところが割と解消した。特にこの日やったような、TAKUYAの決め曲といってもいい(実際OVER DRIVEをやったならほぼ全部でしょう)レベルは、YUKIの魅力を引いても十分に名曲だった。
ただ、ギターヒーローの多くが、その技術だけでなく、作曲、アレンジ能力も評価の多くを占め、TAKUYAの場合は特にアレンジ能力が大きいのだけど、自分で歌うという制限が生じたことで、ソロ、ROBOTSの曲はアレンジがシンプルになっていると確信したのは残念でも。実はJAMにおいておいしいプレイをするのは自曲より恩ちゃん曲という説が自分の中にあるのだけど、手癖の利かないひとのメロディ、コードで、自分以外の声が乗るというさらなる制限があった方が、むしろ自由になるのだなあとの思いを強めたというか。
まあ、つまり、べったべたなことを書けば、JAMはやっぱり再結成して欲しいということです。
ていうのはもうひとつあって、前述の通り、この日選ばれたTAKUYA曲はほぼ僕の考えるベストなんです。一致してるんです。あと加えるならやはり前述のOVER DRIVEか、手紙を書くよ、か。てことは、いまも彼の中でぶれてないんです、多分。
また、MCでYUKIの話はするし、恩ちゃん、公太さんも関係悪くなさそう(公太さんなんか一緒にやってさえする)なので、それぞれの活動タイミングさえ合えば、なんて夢をみるのはやっぱり止められない。
最後に、大変どうでもいいというか、関係ないことですが、ベースが束ねた黒髪、ノースリーブのブラウスにネクタイ、レフティのジャズベと、どんだけ萌え要素盛るんだよというかわいい女性でした。伊藤千明さんとおっしゃるそうで、注目していきたいと思います。
- ROBOT
- Brand New Wave Upper Ground
- BIRTHDAY SONG
- コイビト
- RADIO
- Cheese"PIZZA"Large!!
- 夕暮れ
- KYOTO
- JUMPING JACK
- 堕天使BLUE [Λucifer]
- アルケミスト
- HOTARU
- 強くなれ [高橋瞳]
- マニーの虎
- ZERO
- L&P&R
- クラシック(一切歌わず)
en1 - MOISTURIZING [AARON]
- ハイタテキ! [私立恵比寿中学](TAKUYA, MEG.ME)
- こいしょ!!!(TAKUYA, おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!, MEG.ME)
- ススメ! [SMAP](TAKUYA, おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!, MEG.ME)
en2 - W-B-X ~W-Boiled Extreme~(上木彩矢 w TAKUYA)
- イロトリドリノセカイ
- LOVER SOUL
君の名は。(ネタバレ)
新海ファンじゃないどころか、ちょっと苦手ですらあって、最近それは泣けるエロゲってものに対する感情と似ているなと気づいた今日この頃。評判がいいので観に行ってきました。
やっぱりというかなんというか、おれの映画ではありませんでしたね。悪いとも思わないのだけど、好きな人はどこにぐっとくるのかというのもピンときませんでした。なにせ新海ワールドを成す、うざいアレがかなり薄いので。
絵はきれい(これもまた色使いがビビッド過ぎてあまり好きではないのだけど)だし、声をそろえる演出はダサいなーと思いつつもそりゃこの上なく好みの話なので、全然ダメってこともありません。相当に致命的な一点を除いて。そこを飲み込めるならまあ楽しめるのでしょう。
さて、その致命的な一点は根幹に関わる重大なネタバレなので、一息おきます。次からです。
入れ替わりに実は時差があって、って話、現実的にそれに気づかないなんて相当に考えられないことです。テレビ新聞雑誌ネット見てりゃ、人と会話してりゃニュースや話題が古いことに気づかないなんて考えられない。ましてスマホ使ってやりとりしてんだから、日付が出るでしょうが。一回ならまだしも何回も入れ替わってるのにまったく気づかない?あたまおかしいんじゃないの?そんな人たちに感情移入はできませんねえ。
このアイディアやりたいなら情報伝達のスピードが遅い時代である必要があり、かつその遠距離の移動が絶望的ではないという点で江戸ではダメで、明治?大正?昭和初期?あたりならまあなんとか?ぐらいかなあと。おれなら諦めますね。
SUMMER SONIC 2016 8/21
21日に1日だけサマソニってきました。本当は土曜日がよかったんだけど、イエローモンキーが決まった瞬間日曜に変更。
二階堂和美
初のニカさん。少し遅れて。むちゃくちゃ派手でめんどうさそうな人だな。歌はむちゃくちゃ上手いし、13人(+指揮者)もいるホーン隊、3人のコーラスってそんな売れてないだろうになんでどうしてってぐらいのゴージャスなバンド。堪能しました。
しかし今年のガーデンは動物園みたいな匂い(ニカさん)がして、オレンジみたいだなと少し懐かしく。
spangle call lilli line
これもライブは初。てかまだやってたのねって調べたら去年から動き出した?みたい。
クソオシャレ。
どれも大して変わらない地味な曲ばっかなんだけど、これだけはやって欲しいっていうただひとつ、NANOはやっぱりというかなんというか、客がわくんだよね。このバンドについて話したことはもちろん、読んだこともないのでわからんけど、不思議なもんだ。
The Yellow Monkey
おめあて。リリースされてないALRIGHTと、度肝を抜くオープニング以外全部シングルでしょう。このあいだの横浜で漏れたBURNと楽園が観られたので、このツアーでやったので逃したくないのは全部かな。ごりっごりのフェスセット。ありがたいありがたい。
で、度肝のオープニングなんだけど、うしろのにいちゃんたちが笑いで話してたまさかの夜明けのスキャット。チャカチャカの時点で笑ってたのに、出てきたのがロビンでなくまさかまさかの由紀さおり。会場ガンあがり。
続いて2曲目でBURN、3曲目でROCK STAR。歌いっぱなしの涙腺崩壊。あっという間だった。今日職場で、声すごいけど風邪ですか?って訊かれた。
あーすげえカラオケ行きたい。
- 夜明けのスキャット
- BURN
- ROCK STAR
- ALRIGHT
- SPARK
- 楽園
- バラ色の日々
- パール
- LOVE LOVE SHOW
- JAM
あ、球根がまだだ。
サカナクション
某バンドに行こうかと思ったのだけど、この時点でマリンへの入りがすごく、席を確保しないとラジオヘッド座って観られないなとこちらを観ることに。
あまり好みじゃないのだけど、大体知ってる曲だったから、これもごりごりのフェスセットなのだと思います。
しかし音悪かったなあ。
Radiohead
フジ以来だから4年ぶり?
選曲はいいのに、すげえ並びが悪い。新作の2曲を頭にもってくるな。辛気臭くなり、この時点で帰ってる人もぽつぽつ。
で、おれが最も好きなAirbagですよ。No surpriseなんかまでやる、割とサービスセットだったのに、なら頭に何かかましておけばよかったのに。全体的に辛気臭い(別にけなしてるわけじゃないんですよ。そういうバンドだし)曲に飽きた頃に通りのいい曲っていう繰り返し。
これがハイライトなんでしょね、Creep。異常なリアクション、シンガロン。あー、なるほどこれはトムだったらやりたくないのわかるわーって思った。ガキの頃作った未熟そのもの(初期衝動ともいう)で、かつこんな歌詞をみんな笑顔で大合唱。どんなすごい曲やろうとこれやったら吹っ飛ぶ。性格によりけりだけど、つらいのはわかる。
ということで、初の一回もメッセに入らないサマソニでした。
THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 -YOKOHAMA SPECIAL- at 横浜アリーナ 8/3
チケット取りのビッグウェーブに乗り遅れてこの段階でようやく。で、ここまでは概ね期待されているヒット曲中心のセットのようだけど、なんだかここだけ横浜スペシャルとおっしゃる。少しは不安(ヒット曲外しとかしてこないといいなとか)も募るけど、前日行った友だちがこうくるかみたいな感じで、がっかりってものではなさそうだったし、いうてもイエローモンキー、ど地味な曲だけやっても楽しめる自信があったので、気楽に。
駅から走ったぐらいかなりギリギリで、とはいえ定刻通りってこともないだろうと高をくくっていたら、ステージ上にカウントダウン。着席した時点で10カウント途中。
そして流れるRAINBOW MANのSE。え?え?横浜スペシャルって、つまり、あの頃の再現!?っと会場騒然。そして、2曲目に、どうしても外してほしくなかったけどこれまでやったりやらなかったりだったROCK STAR。はい、この日の勝利確定。代々木外れたけど、パンドラツアーが最後だったおれの復帰一発目はこれでいい、いや、これがいい。陳腐承知であえて書く。止まっていた時計の針が動き出したと。まあ、すぐに愛しあう二人の時計は止まるのだけどね(8/23参照)。
てことで、他ではやっていない、TVのシンガーとかゴージャスなんかの、SICKS、パンドラ厚めのセット。演奏や歌も全盛期そのままで、涙が止まらない。エマとロビンの無駄なエロ絡み!ROCK STARのまるでレコード通りに歌わないのにカッコいいAメロ!ASIAN BOYのサビがほぼヒーセ!
リリースされてない唯一の曲、ALRIGHTで、みんながみんな、「こんやーじゅんびー?」「ALRIGHT!!!!」。最高。また泣く。
本当の本当に惜しくて惜しくてたまらないのが、ここにPUNCH DRUNKARDがないこと。この先もあまり期待できない感じではあるけれど、もう解散しないバンドなので、いつかまたどこかでという希望は捨てずに生きます。
最後、犬小屋で完全燃焼、したのにJAM?なんだろう、そりゃやってくれて嬉しいのだけど、なんというか、こう座りが悪い。
まあ、いいや。もう一回書くけどもう解散しないバンドなんです。これから先いくらでもいろんなものをみせてくれるし、変化もあるでしょう。
嫌な話なんだけど、日記なので書いておく。途中隣の席のアレにケンカを売られました。おれは腰が悪いので、可能なかぎりは座って観たい。ということで、天国旅行だったと思うけど、おとなしいところで普通に座って手を降っていたら、隣の中年男性が、椅子を畳んだ上に座って双眼鏡で見ていたその視界に入ったらしく、思いっきりおれの手をはねのけた。よくないんだけど、夢心地からいきなりクソ現実に引き戻されたもんで、反射的になんだコラ!みたいな返しをしたところ、これは一言一句憶えてるんだけど、「見えねえんだよ!立て!」とおっしゃいました。え?ちゃんとお金払った正規の指定席で座って手を降るのがいけないの?本当は椅子畳んだ上には座っちゃだめだよね?え?え?というパニック。さらに手を出してくるので、仕方なしに押さえつけて、いいから落ち着いてくれって言い続け、周りにも迷惑だし、おれもその先楽しみたいから、「すみませんでしたね。楽しみましょう」って言って軟着陸を図ったのだけど、最後もう一回はねのけようとした手がおれの顔にヒットしてメガネが前の席まで飛びました。次なんかやったらマジで何発かくらして完全制圧のうえスタッフに突き出すという気持ちで残り2時間ぐらい。メガネが吹っ飛んでることで、前の席の人は証言できるし、後ろの人も見えているでしょう。
そのアレが端で、おれがその隣というのが不幸中の幸いでした。それがど真ん中とかだったら多くの人が不愉快な思いをしただろうし、タッパ、ガタイこそアレの方があったけど、腕力的に圧倒できるレベルだったので、そこまで不安でもなかった。もし巻き込まれたのが女の子だったりしたら、もう不安でまったく楽しめなかったでしょう。
なんてことを、さすがに忘れはしないものの、そこまで気にもせず、人生二度目のパンフ購入をするぐらいに楽しい思い出になったのはこのバンドの素晴らしさです。ありがとうありがとう。
- RAINBOW MAN
- ROCK STAR
- サイキックNo.9
- TVのシンガー
- ゴージャス
- Tactics
- 天国旅行
- 創生児
- HOTEL宇宙船
- 花吹雪
- 空の青と本当の気持ち
- ALRIGHT
- SPARK
- 見てないようで見てる
- SUCK OF LIFE
- バラ色の日々
- 悲しきASIAN BOY
en - パール
- LOVE LOVE SHOW
- SO YOUNG
- WELCOME TO MY DOGHOUSE
- JAM
シン・ゴジラ(ネタバレなし)
ネタバレなしはお約束しますが、本質的にはわかってたら楽しめないというタイプの映画でなく、何度観てもいいものだと思います。公開初日に観ましたが、既に二度目の券を買ってあります。つまり、絶賛。公開が終わったらネタバレ込みでここがあそこがすごいって話を書こうと思いますが、とりあえず今はここを読んでくださった方が、100%楽しめるように配慮しつつ、全力で応援するものです。
結論じみたものから先に書きますが、これは日本の総力です。日本そのものといってもいいかもしれません。
座組を見て欲しいんですけど、とりあえず主演級の名前の大きな3人。ここは普通に日本映画主役級です、が、まあ東宝がやるんだからそのぐらいは普通です。注目したいのは、それ以外の出自です。所謂人気俳優はおいといて、乾電池(柄本明)、大人計画(松尾スズキ)、新幹線(古田新太)、カクスコ(中村育二)と有力劇団のトップが名を連ねます。犬童一心、塚本晋也と監督が並びます。ANI、瀧という、日本音楽界屈指のぼんくら2トップがいます。モデル筋としてはマニア受けだった(すみません)市川実日子がいます。ああ、なんてサブサブカルカル。田口トモロヲがいないのが信じられません。原田知世とまではいかないまでも、麻生久美子でもいれば完璧だったのに。
ここに各省庁や大学の協力が加わります。正直言って、言ってることの意味がわからんというか、正しいのかどうか検証しようする気すら起きないのですが、とにかくものすごい勢いでいろんなものが襲ってきます。オタク的突っ込みを勢いで封じます。
で、そんなこと書いてちゃぶ台返しますけど、ポイントはそれだけの名前を並べて怪獣なんて好き者向けのもの作っておいて、そういう映画じゃないってところです。直球ど真ん中で楽しませにかかります。2時間弱、一瞬たりとも休まる暇はありません。カッコいいと笑い、おもしろくて笑い、ドラマに泣きで、ずっと何かしらの感情がわきおこり、心のジェットコースターやーとなります。
このサブサブカルカルな座組を、よりにもよって庵野秀明がしきったものが、ど真ん中のエンターテインメントなんです。伝わるかわかりませんけど、なんて感動的なこと。
もちろん、これだけの数ですから、殆どの名前は一瞬です。誰もが何かの貢献をしているということではなく、キャストは3人以外一律ですけど、貢献度にはものすごい幅があります。例えば倉敷保雄という方が大好きなのですが、今日までツイッターを見る限り、一人もみつけられていません。他にもそんな人いますけど、それも楽しんで欲しいので書きません。
ああ、ネタバレしないとなると、ばしっとした文章になりません。ただ、ひとつだけはっきりと言えることがあります。
これは、私の人生で一番おもしろい映画です。
そして、日本が好きになる、いろいろひどいこともあるけれど、捨てたもんじゃないって思える映画です。
それが日本の総力と書いたところでもあるのですが、であればこそ、これを経済的にも成功とする必要があります。私はパンフだけでなく、グッズももりもり買ってきました。今週も行きます。5回は行くんじゃないかな。
ぼちぼちネタバレ的なものもにじんできているし、まずは一回お早めに。これ以上に大事な用事などまずありません。いいから。いいから。
FUJI ROCK FESTIVAL 2016 7/24のみ
フジ行ってまいりました。一人で、はまあよくあることとして、今回初の1日参加。主にBABYMETAL目当てです。始発でいって翌始発で変える強行軍。
スケジュールとか、金銭面とか、諸々の手配などの面では問題なく、これからも検討に加えてもいいかと思うのだけど、体力的にはすげえ厳しかったみたい。仮眠所で4時間も寝たのだけど、東京帰って、シャワー片付け洗濯アイロン昼食済ませて、アイロンしまうにあたって冷まさないといけないなー、こんなんなら半休でも十分いけちゃうなーなんつって、軽くベッドに横になったら18時になってた。記憶がない。こわい。
MARK ERNESTUS' NDAGGA RHYTHM FORCE
初手はdCprGのつもりだったのだけど、グリーンはどうせ通るし、オススメされたので。
えらいもん観た。基本太鼓叩いて踊ってるだけ、なんだけどグルーヴがすごいというかすごすぎる。あと、終わりまで一度も演奏が途切れなかった。そんな曲あるとは思えないので、あれ多分殆ど全部即興。
途切れないし、法則性みたいなものもあんまり感じられないから、おれ程度の音楽理論では意味がわからない。ので、早々に考えることを放棄して、とはいえ暑いし先も長いので、気持よくぼーっとするに留める。本当はビール買おうかと思ったけど、体力とお金というリソースを考えて、ソルティライチをくぴくぴ。もう一回書くけど先は長い。悪くない出だし。
てかこれドイツなのね。英語がフランス語圏の人っぽかったし、なによりアフリカとの結びつきという意味でそう思い込んでいたから驚いた。
dCprG
なるよcが帽子も含めて全身真っ黒背中にドクロという、何装戦線だよという暑苦しい格好。
デートコースって多分、ちゃんと観るの初めて。通りかかったとかはあるような気もするけど、大村さん参加以降は間違いなく初めて。CDは多分全部聴いているのだけど、単独に足を運ぶってまでの入れ込みではなく、セクステットとかなんとなく観てるし、そのうち機会があるだろうと思っていたらやべー勢いですげーなかった。
まず演奏がもう全員べらぼう。そんなに上手かったらさぞかし楽しいでしょうね。基本的に上手くあらずばミュージシャンに非ずぐらいに考えているおれはこれだけでもう嬉しくてにやにやする。ご飯3杯いける。うめえ。ああ、うめえ。
大村さんが思いの外ガチにメタルプレイで、前々からよくわからなかったけど、もうこれジャズなの?という感想に。大村さんはジャズって言ってたし、特に否定することもないんだけど、大村さんがノリノリのときなんて殆どDream Theater、つまりプログレとの区別がつかない。
ここに、OMSB(SIMI LAB)が参加したなら、ラップも加わるわけだけど、そこでもまだジャズと言えるのか、というかそもそも言うのか。さらに、おれは実はかなり好きなのだけど、なるよcのアレも、ラップか?って言われるとむうううううってなる。
まあ、おれのiTunesでのJAZZタグはもう殆ど50年代のもので、さすがにそれをもってジャズってこうだろとは言えないのだけど、じゃあこれとROVOなんか(これはジャズと名乗っていないでしょう?)とを明確にジャンル分けできる人っているのかしら。
って考えると、これはなるよcによる、唯一無二の、ぼくのかんがえたさいきょうのおんがく。本当の意味でなんでもあり、ミクスチャー。ジャンルなんて関係ない、音楽は自由だとかぬかしやがるなら、ここまでとは言わんまでも、それなりの技術と知識はいるよなあとかとか。個性とデタラメ、雑、未熟は別物だぜ、というか相反するものだぜ。
なんとなくの印象で、再始動前と、その、ミクスチャー感が違って、ロック的というか、わかりやすい方によってるなあと感じるのだけど、その辺、ファンのみなさま方におかれてはいかがでしょうか。
ところで、メンバー紹介ちょっと場所離れててちゃんと聞こえなくて、ドラム千住とギター大村ぐらいしか聞こえなかったのだけど、なるよcが客席に背を向けてキーボード、はいいとして、その真後ろにパーカッション、その更に真後ろにベースで、ほっとんど姿が見えなかった。可哀相。
多分わかってきてるんだろうけど、おそらく親子連れの、中学生?って若者がBABYMETALのTシャツ着てて、大丈夫?楽しい?って見たらすごくノリノリだったので微笑ましかった。おれが君ぐらいのときにこんなけったいなライブに触れる機会はそうそうなかったよ。好きなBABYMETALみたいなポップなもののついでに幅を広げられるなんていい時代だ。そして連れてきてくれるなんていいお父さんだと思うよ。よかったね。おれもそんな夏休みを過ごしてみたい人生だった(流行語)。ついでに、学生や20やそこらで、もしかしたら?ぐらいの関係の女子と来てみたい人生だった(流行語ワンスアゲイン)。
ところで、何故か、まったく何故か思い出せないのだけど、iTunesにREPORT FROM (両方)しか残っていない。いやいや絶対全部CDあったって。実家かどっか(もうよくわからない)にジャズ箱ってのがあって、エンコ済みのものは入れてあるんだけど、そこかなあ。上述の通り、あんまりジャズだと思ってないので違うと思うんだけどなあ。この間の一斉処分のときは、未エンコのものはエンコしたから違うはずだしなあ。
DEAFHEAVEN
待ち合わせもあってホワイトが都合よく、それなりに楽しみではあったのだけど、残念ながらただうるさいという印象。メタルとシューゲイザーつうのはわかるけど、結果それただのデスメタルだよね。にしては技巧がないし。無個性だと感じる。
思い切って緑まで走って戻って、途中からでも2cellos観れば良かったよ。
目当ての一つだったのに直前キャンセルかましてくれたAvalanchesのおかげでちょう暇。STEREOPHONICSなどもちょい観るが、そんなに気分でもなく。飯食ってホワイトに戻る。
ROBERT GLASPER EXPERIMENT
BABYMETALのための前乗りではあるのだけど、演奏が上手いのはなんでも好きなので楽しい。特にドラムの人はなんですかあれ。ハイハット刻みを止めずに、左手だけでスネアタカタンタカタンタタタタとか普通にやらないでくださいきもいから。
最後smells likeのカバーで笑う。フルコーラスやったのだけど、2コーラス終わったところで後ろの兄ちゃんが、これNIRVANAじゃない?とか言い出して更に笑う。いま?
この時点であからさまなBABYMETALの客が多く、おそらく規制だったと思うけど、きたからにはちゃんと楽しもうとしていて概ね地蔵ではなかったし、ロバートさんのお客さんも入れ替えで結構出て行ったので、懸念されたほどのひどいことにはなりませんでした。までもグリーンでやれというのは変わらないけど。
BABYMETAL
かわいかったです。ちょうかわいかったです。コレ観に老骨に鞭打ってきました。
演奏もいつも通りだけど、BOHさんのベースがいつもよりはっきり聞こえてよかった。
ただ、リハでやったのだから、あわだまはやれ。
客はまあ、いつもの、常識からするとちょっとひどい方々です。女性や子供には本当にきついと思う。
あと、考えてみると知人の目のあるところでダメジャンプはともかく、「ばきゅん!」とか「イエスタデー!」とかやったのは初めてで、今になって恥ずかしい。ロキノンだとヘタすると職場の(若くてものすごくかわいい)女子と出くわすので気をつけたい。
なお、ここでだけちょい雨。天候には恵まれたな。
- BABYMETAL DEATH
- ギミチョコ!!
- Catch me if you can
- YAVA!
- イジメ、ダメ、ゼッタイ
- メギツネ
- KARATE
- Road of Resistance
Explosions In The Sky
申し訳ないけど時間つぶしに座りで。
つかみがオッケーじゃなさすぎる。チリペッパーズ目当てにそろそろと立ち上がったあたりですごく盛り上がってた。はなからやってほしかったなそれ。
RED HOT CHILI PEPPERS
不満。まあ、ジョンがいないのだし、お年なので仕方ないけど、新譜も含めて地味すぎます。
一応これはやってほしいよね、っていう、scar tissueとかby the wayとかunderとかgiveとかはサービスとしてやったくれたけど、あとはこれたぶん新譜ですよね。聴き込んでないからわからないけど。
- Goodbye Angels
- Dani California
- Scar Tissue
- Dark Necessities
- Parallel Universe
- Otherside
- Look Around
- The Getaway
- Californication
- Go Robot
- Under The Bridge
- Detroit
- By The Way
en - Dreams Of A Samurai
- Give It Away
電気グルーヴ
battlesはもう体力的に無理で断念。
解散後、ひとりで。ノンストップリミックスで、NO、富士山ってところで離脱。どうもアンコールでシャングリラ、はともかく、虹やったらしく大変に悔しいのだけど、終バスがなくなるし、いうてももう20時間ぐらい活動してるので限界。さようなら。
正直ケンタウロスみたいな演出を期待して選んだので、そこはちと肩すかし。普通でした。やでも瀧はやっぱいいよね。見てるだけで幸せになれる生き物だ。
今年は以上になります。